甲府盆地の洪水ハザードマップ


9月1日は防災の日です。先日物件調査の際に近くにある住吉神社にお参りに行きました。

住吉神社 由緒沿革:聖武天皇の御代天平年間(724年)高畑荒川の辺りに鎮祭、後に甲斐源氏武田太郎信義公神託に依りて居館稲積の庄一条小山の郷に武田家代々の軍陣守護の神となる。
武田信義公詠むに 「有かたやけに住吉の神ませは猶しもたのむ代々のゆくすゑ」以来、武田家代々守護又稲積荘の土神産土神として厚く崇敬される。
其の後浅野長政公甲府城を築城するに文禄年間畦村(現在地)に遷祀される。
宝永年間柳沢吉保公甲府城主となるに家臣団三千二百三十余人氏産神として厚く敬ふ。元和年間洪水にて社殿損失。寛文八年(1668年)再建、現在にいたる。

地域の歴史を調べることで、周辺の土地が過去どのような災害に被災してきたのかが判ります。小学生の時に当時の先生が、甲府盆地はその昔湖であったと考える湖水伝説が存在すると、教えられたことがあります。

最近、宅建協会の災害研修や地域の防災訓練に参加した際に、甲府市中部は地震のほか、やはり洪水の被害が予想されるとのことです。

そこで甲府市の洪水ハザードマップを確認すると。甲府盆地には釜無川、笛吹川と荒川が流れ、それが合流して富士川になり、昔から氾濫原であり、水田地帯として利用されてきました。甲府市中心では最低でも50cmの床下浸水が想定され、1m、2m以下の浸水を想定される場所も広く、特に笛吹川と荒川の合流地点、笛吹川と釜無川の合流地点の周辺では5メートル以下の浸水も想定されています。

この想定は50年~100年に一度の確率で発生する稀な豪雨の際に、堤防が決壊した時の「浸水想定図」から最大水深を選定して作成されたものでありますので、それぞれの川の堤防が決壊しなければ、これほどの浸水の心配はないと思われます。しかし、最近は全国あちこちで観測史上最高の降水量が記録されることもありますので、持ち出し品の準備や避難経路、避難場所の確認など、隣近所との交流を大事にして急な災害に備えなければと思います。